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塾活動報告

08月経済学講義スタート

2010年08月10日

8月6日(金)、HS政経塾では、カリキュラムの柱の一つである「経済学」の講義が始まりました。第一回のテーマは、「自由主義経済とマルクス経済学」についてです。
 大川隆法名誉塾長は、「自由の中で、各人の智慧や才覚を発揮することで、経済は花開く」「旧ソ連や中国型の計画経済は『敗れた経済』である」と指摘されています。
 そこで、「アダム・スミス」と「マルクス」の思想を比較しつつ、自由主義経済の優位性を学びました。
 アダム・スミスの『道徳感情論』と『国富論』、マルクスの『資本論』と『共産党宣言』を参考にしてレポートを作成し、塾生同士で討論を行います。

その後、聖学院大学教授の鈴木真実哉先生に講評をいただきました。

「経済学の父」と呼ばれる、アダム・スミスの思想を理解する鍵は、「自由」という言葉の意味の中に隠れています。もともと、道徳哲学の先生でもあるアダム・スミスは、単なる「放任」ではなく、正義や公正といった、善悪の価値観を含む「自由」を重視し、それをベースにした上で、市場経済の原理を構築したのです。
 ところが、マルクスの思想は、嫉妬や被害妄想を体系化した面があることは否めません。

HS政経塾では、マルクスの思想の誤りを学びつつ、アダム・スミスが説いた、真なる資本主義精神を復活させ、公正で自由な市場の下での経済繁栄の実現に向けて、日夜、努力研鑽を続けていく所存です。

(追記)
 その後、経済学のカリキュラムでは、8月~10月にわたって、『幸福実現党宣言①~⑤』(幸福の科学出版刊)や『危機に立つ国家』(幸福の科学出版刊)、『未来への国家戦略』(幸福の科学出版刊)といった名誉塾長の教えを基軸とし、ケインズ、シュンペーター等の著作を参考とした講義が行われました。塾生のレポートの内容は、随時発表していく予定です。

08月政治思想講義スタート

2010年08月01日

参院選も終わり、本格的に政治家の基礎を作るための学習がスタートしました。8月4日(水)には、カリキュラムの柱の一つである「政治思想」講義が行われました。
 第1回は、大川隆法名誉塾長の説かれる宗教立国の精神について、プラトンの『国家』を参考にしつつ学びを深めました。
 この「政治思想」講義を担当してくださるのが、東洋大学・講師の伊藤淳先生です。

講義を受けるに当たり、塾生はレポートを作成してから授業に参加します。一人一人の発表にも熱が入っていました。

プラトンが熱望した理想国家建設の夢を、HS政経塾の塾生で実現したいと決意を新たにしました。

(追記)
 その後、政治思想のカリキュラムでは、8月~10月にかけて、『黄金の法』(幸福の科学出版刊)や『政治の理想について』(幸福の科学出版刊)、『宗教立国の精神』(幸福の科学出版刊)といった名誉塾長の教えを基軸とした上で、アリストテレス、キケロ、ハンナ・アーレント等の著作を参考とした講義が行われました。塾生のレポートの内容は、随時発表していく予定です。

06月大川隆法名誉塾長御法話「『大川隆法政治提言集』講義」

2010年06月03日

鳩山首相の辞任による混乱が収まり切らず、次期総理が誰になるのかという憶測が飛び交う頃に、大川隆法名誉塾長はHS政経塾にて、法話「『大川隆法政治提言集』講義」をされました。

名誉塾長は、鳩山・小沢体制の崩壊後、「国難パートツーがこれから始まる」と予言され、後に来る菅・仙谷ラインは、「さらに左に寄ってくる」と強い警鐘を鳴らされました。(※その後の日本政治は名誉塾長の予言通りに推移し、尖閣諸島周辺を不法航海した中国人船長を釈放したことに端を発する国難が到来しています)
 名誉塾長は、ご講義の後に3人の塾生の質問に答えられ、国防上の情報戦略、人口増政策、地方自治に関する指針を示されました。

塾生は、未来を見通す名誉塾長の「世間解」を自らの智慧とし、さらなる勇気をもって政治活動に邁進する決意を新たにしました。

名誉塾長の質疑応答(抜粋)

・国防上の情報戦略の重要性
「インテリジェンスとも言うのですが、日本は、そういう情報機能のところが非常に遅れているのです」「政治を志すのであれば、やはり、軍事の歴史など、いろいろなものについても勉強はしておいたほうがよいのだろうと思います。これは、インテリの条件の一つなのです」

・人口増と移民政策に関して

「日本が、今のかたちで純粋に、一直線に三億人国家まで持っていけるかどうかについては、かなり厳しい面はあるので、何らかの発明をしなければ、ちょっと無理かなと思っています」(人口増と移民政策については)「一律の価値観で全部は通せないので、何種類かの価値観はある程度、受け入れるということです。「これだけが正しい」という考え方では、これから先はもたないのです」(価値観の)「四つ、五つのパターンについては、ある程度、緩やかな枠のなかで受け入れるというような考えを持たないと、ちょっと厳しいのかなと思います」

・地方自治の指針
「財政赤字と絡めると、本当の意味で地方分権をするには、地方の自治体の長が投票箱から選ばれるだけでは少し無理なところがあるのです。経営能力のテストが、本当は必要なのです。経営能力がなかったら、必ず、放漫経営をして赤字になり、無駄なことをやります。そのため、そういう経営能力のある人が選ばれるかどうかというと、現実には、なかなか、そうはいかない面はあると思います」

04月第一期生入塾式

2010年04月10日

 2010年4月3日、幸福の科学白金精舎において、HS政経塾の入塾式が行われました。

 同塾の創立者である大川隆法名誉塾長は「夢の創造」という講話をされました。

「知識、体力、精神力、弁論術、こういうものマスターしつつ、宗教的な力とも関係がありますが、やはり、夢を描いて、それを実現する力が必要です。これは、本当は宗教パワーの一番効くところなのです。宗教を信じている者であればこそ、実現するものです。それは、普通の世界では、それ ほど実在の力とは思っていないだろうけれども、本当は、潜在意識から表面意識を貫き通す一本の強い意志の力があったならば、あなたがたの夢は、理想に向け て着実に前進し、それを実現しようとしてくるのです。あなたがたは、この地上を仏国土ユートピアに変えるための人々なのですから、その夢を現実にするのが 仕事です。宗教の次元では、一部現象が伴っても、理念だけでも仕事ができないわけではありませんが、政治においては、理念だけでは足りません。理念がどの ような現実、果実を生むかということが検証されます。果実が悪ければ、その木も悪いと言われてもしかたがないので、その理念が現実に果実を生んで、その果 実が、人々を幸福にするところまで実証しなければなりません」

 名誉塾長は、6人の塾生が、幸福実現党の未来を担い、日本の「夢の未来」を具体化することを期待して講話を終えられ、塾生の質問にも細やかにお答えになられました。
 ご講話終了後は、名誉塾長の面前で6人の第一期生に入塾証が手渡され、名誉塾長は6人の塾生の決意発表をお聞き届けになると、塾生の1人ひとりに期待を込めて握手をし、席を立たれたのです。

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