塾生一覧

塾生プロフィール

横井 基至

横井 基至よこい もとゆき

■自己紹介
日本が失った精神的支柱を取戻し、国際社会における日本の責任をしっかりと果たしてゆきたい。世界を平和と繁栄に導くリーダー国・日本としての在り方を追求してゆきたい。

■生年月日
1980年10月15日

■出身地
新潟県阿賀野市

■略歴
新潟県立新発田南高校(普通科)を卒業。
航空自衛隊へ第273期新隊員(平成11年3月)として入隊。その後、第12期曹候補士短期課程、第97期一般幹部候補生(一般)課程をへて、3等空尉に任官(平成20年3月)。初任地の千歳基地から最終勤務地の入間基地に至るまでの13年の間で、武器弾薬整備員、操縦(学生)、プログラム幹部の職務を通じて国防の任務に就く。平成24年3月、航空自衛隊を退職。3期生としてHS政経塾に入塾。

■主として探究したいテーマ(興味ある分野)
・国防
・安全保障
・航空宇宙産業
・原子力安全保障

■好きな言葉
・1日何もなさずして終わることなかれ

■趣味
写真,ツーリング,フットサル,スキー

■メッセージ
1945年の終戦からもうすぐで70年が経過します。当時、焼野原だった日本から、ここまでの成長を成し遂げられた先輩の方々への感謝の上に、この私のメッセージは立脚しています。私は生まれてから本日まで、外国で報道されているような、飢餓や争いに苛まれることなく生きることができました。大変ありがたいことです。

戦後復興期から高度経済成長をへて安定成長期までの約40年間で見事に日本は復興し、現在に至ります。当時の方々は寝る間を惜しんで働き、豊かな国を目指しました。それと同時に「もう、戦争は嫌だ」という声も強かったと思います。今の日本は経済的には豊かになりました。戦争も起こっていません。しかし、大切なものをなくしてないでしょうか?国家や国民の中心にあるべき大切なもの、『精神』です。

今後日本が発展していくためには、この精神の部分が必要になってくることは、言うまでもありません。しかし、今の世論は、精神と聞くと先の大戦を思い出し、拒絶するように教育されています。『精神=軍国主義=戦争』という考え方は、誤りです。

また、この日本にしみ込んだ思想を利用し、さらに進展させ、日本を日本人の手によって内側から解体させようとする動きがあるのも事実です。

隣の大国である中華人民共和国の周りには、中国による実行支配や政治工作によって不当に占拠されている国が数多くあります。日本にもその危機が迫っています。しかし、日本人はそれに気付く人があまりに少ないのと、その事実を隠す工作もされています。

急に中国との関係を断ち切ることは、歴史的にも、経済的にも、国民感情としても不可能なことです。中国の方々も同じ人間で、家族もいます。同じ21世紀の今を生きています。だから、中国の方々にも幸せになっていただきたい。

自国の国の権益を拡大するために他国を支配しようとする国と、すべての国の人々を幸福にしようとしている国、どちらが将来必要とされるでしょうか。答えは明確です。後者です。それが日本であり、日本の責任です。

今日本は危機の真っただ中にいます。そして選択を迫られています。日本人として責任ある選択を迫られています。しかし、真実と正しい未来への判断材料は、あまりにも少ない。だから、私は今後、声を枯らしてこの真実を伝え、すべての人々が幸福への道を歩むお手伝いをさせて頂きたいのです。

先ほど、『精神』と言いましたが、さらに言うならば、それは『信仰心』です。日本は戦後から長らく信仰が忘れ去られていました。しかしこれは、強かった日本を弱体化させるためにとられた戦勝国側の作戦であることに気付いて頂きたい。日本を精神的に骨抜きにした責任を、今更とっていただこうとは思いません。その代りに、明らかに他国の意図により作られた信仰空白地帯において、今後どのような発展の芽が息吹くか、新たな宗教立国として日本がどう台頭し、精神的高みを築いてゆくか注目していただきたい。そして、我々の政策や未来ビジョンにおいて自国が繁栄するとわかったならば、遅れることなくこの流れに加わって頂きたい。これが国を超え、民族を超え、紛争や宗教対立を終結させ、それぞれの国の長所を活かし、世界的繁栄と平和をもたらし、新時代を切り拓いてゆくものであると断言する。私自らもこの流れを作ることを断行します。

私は入塾前、13年間航空自衛隊に勤務していました。特別職国家公務員である自衛隊は、「自らの危険を顧みず職務を遂行する」旨の服務の宣誓を行います。この命を懸けるという宣誓は個人の死生観や使命感に直結します。しかし私は、憲法や法律、自衛隊の教育の中に満足のいく答えを見つけることはできませんでした。死生観や使命感は結局個人的な見解として持つことになり、心や魂レベルでの団結力というものは得ることができませんでした。この領域には組織としての強制力は及びません。ここにこそ疑問を感じるべきではないでしょうか。職に殉ずることは明文化されていても、なぜというシンプルな問いには答えていない。これで本当に命を懸けられるのでしょうか。

私は、入隊前から決めていたことがあります。それは、「もし国が危機の時、この命が役に立つならば、ためらいなくその職に殉ずる」ということです。なぜなら私は信仰を持っていたからです。人間の生命を超えたところに『神仏』が存在し、その神仏によって造られた我々の本質は魂であり、輪廻転生による永遠の生命を持つ。そして、日本の防衛に命を懸けることは神仏の御心にかなっていると、府に落としていたからです。

このような認識のもとで、13年間勤務できたことは幸せでした。残念ながら、職をともにする仲間とは、ここまでの話はできませんでした。しかし、自衛官は、国が有事の際は、身に危険が及ぼうとも、たとえ週末に自分の結婚式があろうとも、その日がわが子の出産予定日でも、親の死に目に会えずとも、普段の訓練どおりに職務を遂行するのみです。これが信仰を取り除かれた国の、防人たちの魂の継承です。

私は、今の日本はいち国民に対し「命を懸けて戦え」ということは言えないと思います。宗教的バックボーンにより命の尊さを国が認めていないからです。自衛官は、国から給料をもらっているから命を懸けるのですか。死んでも保険が出るから危険地域に赴くのですか。違います。自らの命惜しまず、国や国民を守ることが使命の魂であるからです。その魂を認めることのできない国に未来はない。だから、外国からは国を守る気概がないとみられているのです。自衛隊は、国民の皆さんの目には見えない所で、報道されている成果の100倍以上努力しています。しかし、最後に政府が政治判断を誤れば、努力は水の泡です。

また、外国では軍人は英雄であり勇気の象徴です。命を懸けて国を守ることが宗教的観点からも尊いからです。私は、日本でも国防に携わる方々を英雄としたい。

最後に、私は「信じる」という力を体現してゆきたい。日本の未来を信じる。世界の未来を信じる。人々の幸福を信じる。そして何より、未来は主なる神、エル・カンターレの御言葉のうえに創られることを信じる。

日本を護りたい。世界の未来を護りたい。あとは、不惜身命で断行するのみです。今後ともよろしくお願いいたします。

  • 大川隆法名誉塾長からのメッセージ
  • 塾生募集
  • 在塾生の言葉
このページのTOPへ
copyright(c) 2010 Happy Science Institute of Government and Management all rights reserved.