レポート・論文

第7期生 卒塾発表会&卒塾式

2019年の2月16日、赤坂にある幸福の科学ユートピア活動推進館にて、HS政経塾第7期生の卒塾発表会と卒塾式を行いました。

卒塾発表会

卒塾発表会では、研究を続けてきた政策を約70名の聴衆に訴え、質疑応答の席で、今後の励みとなる貴重なご意見・質問を頂戴いたしました。研究テーマは以下の通りです。

・高橋侑希「中国に垂れ流される私たちの血税 ~中国の遺棄化学兵器廃棄事業~」
・三國佑貴「農業自由化と農協改革」
・安原宏史「未来の水道事業のあるべき姿」

 高橋塾生は、日本政府が、旧日本軍が敗戦時に中国で化学兵器を遺棄したと考え、19年間で約4000億円もの血税を用いた廃棄回収事業を行っていることを批判。その兵器には数多くの通常兵器が含まれており、化学兵器であっても、敗戦時の武装解除で日本から中国へと引き渡されたものだと指摘しました。これは、本来は中国が処理すべきものだからです。

 三國塾生は、農協が農業市場で大きなシェアを誇りながら、同時に金融事業を営み、独占体制を築いていると指摘。「出荷に際して農協を通さないとブランド名を使わせない」「生産資材を買わなければ、お金を貸さない」等の行為も発覚しているため、農協への独占禁止法適用を困難にする農協法8条の廃止や、農協の金融事業に対して、融資力を背景にした取引強制を禁止する必要があることを訴えています。

 安原塾生は、水道料金の高騰が予測されているため、広域化や官民連携で国民負担を減らすべきだと主張。事業を統合し、規模の拡大により効率を上げる「広域化」と、民間の知恵を使い、コストカットを目指す「官民連携」の推進を訴えました(後者は主にコンセッション方式を想定)。官民連携の成功に向け、民間出資を募るための配当金課税の廃止や、外国による事業買収対策(海外投資家の3分の1以上の株式保有を禁止)も提言しています。

卒塾式

 卒塾式では、原口塾長の式辞の後、幸福実現党・釈党首からの祝辞と幸福の科学・石川悦男理事長からの祝電を頂き、第7期生は、日本の未来を拓くべく、「闘魂の挑戦」を続けていく決意を新たにしました。
 式典では、HS政経塾の支援者の皆様や講師の方々にご参列をいただきました。
 卒塾生たちは、今後、政治・経済の分野でリーダーとなるべく、力を尽くしてまいります。
 今後とも、皆様の温かいご支援、ご鞭撻をいただければ幸いに存じます。

(※なお、第七期生の在家頌一は、ビジネスの現場で経験を深めるために、18年3月に早期卒塾しています)

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